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Alexaスキルアワード2018ファイナルステージイベント

最終更新: 2018年10月1日


9月29日Amazon本社(目黒)にて、第一回目のスキルアワードの優勝者を決めるイベントが開催されました。24組のファイナリストのうち各スポンサー賞や優勝者を決める、Alexaとして日本初の大型イベントが開催されました。NOIDチームも参加してきたのでその概要をお伝えしたいと思います。



会場について

スポンサーブース、展示ブース、セッション会場に分かれ、展示やイベントが行われておりました。さすがAmazonさんの新社屋。超クールだし、しかも広いですね。こんな会場でイベントやってみたい!




ファイナリストは24チーム

応募総数365スキルのうちファイナリストに当選したのは24チーム。どのチームも企画、スキルのクオリティ共にピカイチでした。やはり本家のイベントは一味も二味も違いますね。実はNOID(ノイド)のプロトタイプでリリースしていたスキル(街の音、四字熟語クイズ)も応募していたのですが、残念ながら予選落ちでした。次回は頑張りたいと思います。外から見ただけではわかりませんので正確ではありませんが、この中でNOIDで再現できそうなスキルが細かい機能は別としていくつかありそうです。

  1. Smart Post(プロトタイプ) Echo Spot連携  

  2. ゴミ丸

  3. ドラゴンロール 寿司屋の通訳  

  4. 内線放送

  5. ハノイの塔トレーニング  

  6. 歯医者さん  

  7. みんなのおりがみ  

  8. 美浜区の避難場所探してみよう

  9. 魚魚リンガル  

  10. スロットテスト 

  11. ローカルライドシェア

  12. 居酒屋清子 ~KBC長浜横丁~

  13. いこーよのおでかけナビ  

  14. おえかきおねえさん  

  15. 緊急事態!助けて  

  16. テローコントローラー 

  17. テレビリモコン

  18. こたえのないえかきうた 

  19. クイックちゃん

  20. おばあちゃんセンサー  

  21. キャプテン九九

  22. ぼく、わたし帰ったよ

  23. 血圧手帳  

  24. YES NOライト   (順不同)


ファイナリストのプレゼン概要

1.Smart Post(プロトタイプ) Echo Spot連携

Echo Spotとホームコントローラーでポストを確認して、今日の●時●分に手紙などが届きましたと教えてくれるスキル。カメラで投函された手紙の画像が画面で確認できるのは圧巻でした。ハードのコストは1万円くらい。全部合わせても2万円しないくらい。クラウドファンディングとか出したら結構いけるのでは?


2.ゴミ丸

ゴミを出す時に手がふさがっていてもゴミの正しい出し方がわかるスキルです。使用後すぐに終了するので邪魔にならないそうです。豊橋市のオープンデータを活用しているそうですが、これから他の地域も対応したいとのこと。ゴミのオープンデータは品目や収集日などが登録されているそうで、ウェブサイトを開かなくても確認できるのは良いですね。


3.ドラゴンロール 寿司屋の通訳

外国人ゲストをお寿司屋さんに連れていく時にもてなせるスキル。「ドラゴンロールでイカ」などネタの名を話すと英語で名前を教えてくれます。大将ネタの名前を呼びかけると、アレクサがお客さんに英語名を教えくれます。今後は全国のお寿司屋さんで利用できるようにユニバーサルボイスメニュー(UVM)と名付けておられました。


4.内線放送

アレクサに話しかけると内線電話と連携して放送を流してくれるスキルとのことで、任意の内線グループに自動放送が流せるそうです。迷子のお知らせや緊急放送のデモ動画を披露。新しいITインフラを導入できない地方自治体や築年数の経っている建物など、既存のインフラを使えるので色々活用できそうですね。


5.ハノイの塔トレーニング

パズルゲームの一種「ハノイの塔」を音声のみでプレイすることができる、子供から高齢者まで簡単に使える脳トレスキルです。目や手を使えず、音声を頼りに円盤位置を覚えていく必要があり、想像力と記憶力をフル活用する必要があります。開発者は視覚障碍のある学生さんとのことですが、CLI(コマンドラインインターフェイス)とスクリーンリーダー(NVDA/PC-Talker)の環境を使用し、音声だけでスキル制作を行ったとのこと。なんという天才でしょう。


6.歯医者さん

歯科医院向けに予約システムを開発提供している横浜の企業で、全国900院に導入、患者800万人が登録されているとのこと。こちらにアカウントリンクするとアレクサ経由で予約などができるようになるそうです。YuMake API(天気API)/予約システムを使用して、予約日の天気情報、患者さんの誕生日を教えてくれるなど気の利いた演出が素敵でした。VUIはこういうユーザーに寄り添った工夫が大事なんですよね。


7.みんなのおりがみ

折り紙のやり方を音声で教えてくれるスキルで、画面つきのSpot/Showなら折図も表示できるそうです。基本的に音声のみを頼りに折り紙をするということで、高齢者の認知症予防に効果があるそうで、脳トレとしても活用できそうです。対応する折り紙の数を増やすことや対戦モードなどを検討しているそうです。これは結構難しそう。


8.美浜区の避難場所探してみよう

千葉市内の6つの区に点在する4種類の避難所を居住地域や通勤/通学地域名、駅名などで探せる、防災意識を高める学習スキルとのことです。ターゲットユーザーはBtoC、バックエンドはBtoBを意識して制作しているのだとか。自分のお母さんが体を自由に動かすことができないそうで、そういった方に向けてこのスキルの開発を思いついたのだそうです。


9.魚魚(ぎょぎょ)リンガル

お魚とお話をすることができる水槽スキルで、水温が快適か、お腹が空いているかなど聞けるそうです。魚の気持ちとリンクして照明(hueライト)の色も変わったり、温度、濁度のセンサーとDBに記録した餌やり頻度から状況を判断し回答を返すことができるそうです。精度向上のためPH値や粒度センサー探しているのだとか。なぜか関西弁で可愛かったです。


10.スロットテスト

スキル開発者向けスキルということで、音声認識の特性の理解不足が原因の「なぜか動かない」トラブルを解決することができるのだそうです。主要な9つの型についてデバッグできるそうで、認識した音声をSpotの画面に返してくれるので、デバッグが便利になりそうです。※ 5回もリジェクトされたそうで、リリースにはかなり苦労されたようです。


11.ローカルライドシェア

アレクサと車で地域のコミュニティ促進をするスキルで移住してきた若い人たちがライドシェアを気軽に利用しやすいようにのりたい人があらかじめアプリに日時と乗車希望登録しておくと運転手が運転前に「アレクサ、車にのりたい人いる?」と聞いて、ライドシェア希望者を探せます。メッセージをためてお互いやり取りできるアプリケーションですが、Uber的な金銭の授受などにまで踏み込むものではないそうです。助け合いが生活の基本だなんて素敵ですね。


12.居酒屋清子〜KBC長浜横丁〜

KBCのラジオ番組のパーソナリティ、清子女将と対話できるで、清子女将と常連客、スタジオゲストでトークする番組をスキル化。ユーザーが女将と居酒屋で対話しているような体験ができるスキルです。ON AIRスタジオにいるような感覚と、心のスキマをちょと埋めてくれる体験ができるとのこと。しかも、このスキルを使ってアレクサが全国初の番組出演もしたそうです。日付や時間やアクセス頻度に応じて対応が変わる、慣れてくると逆にあたりが強くなったりするなど、常連さんへの成長を楽しむこともできるそうです。新しいマーケティング手法ということで、マーケターの方には必見のスキルかもしれませんね。


13.いこーよのおでかけナビ

おでかけビギナー対象で、どうやって探していいかわからない、ネットでは検索結果がありすぎるという人に、探す過程でお子さんや自分の好みや趣向に気づいてほしい方に向けて作ったスキルとのこと。現在地を設定すると、近い場所から提案してくれるそうです。


14.おえかきおねえさん

なんの絵を描くのか教えないことでゲーム性をもたせたスキル 。かけた絵から答えを推測する楽しみを見出せるようにしたそうです。正解の絵はディスプレイに表示されるとのこと。言語聴覚士から脳トレ&リハビリにも使えそうとコメントをもらえたそうです。


15.緊急事態!助けて

一人で暮らすお年寄りに何かあった時に「たすけて」と言うと登録された連絡先に順番に一斉に連絡されるスキル 。電話をかけた相手に安否確認を行い、連絡が取れない場合は救急車を呼んでくださいとアナウンスするそうです。歌舞伎揚げを食べながら作ったのでこのチーム名になったとのこと。まだ公開前。API使うとお金がかかるのでスポンサー募集中


16.テローコントローラー

Telloという小型ドローンを音声操作するスキル。20〜100センチまでに移動は制御しており、思わぬ方向に行った結果の事故など防いでいるそうです。高性能カメラを備えているので、外出先から家の中のパトロールをするなど防犯用とにも使えそうです。動作するにはPCが必要なのでスキル公開は出来ないがリポジトリ公開しているので、わかる人は自分でビルドすることで利用できるそうです。SF映画を彷彿させる。かっこいい!


17.テレビリモコン

音声でテレビを操作できるスキル で、リモコンの機能に1対1で対応していて連続操作も可能スマートスピーカーの活用シーンを増やしたかったので開発動機とのことです。


18.こたえのないえかきうた

通常の絵描き歌と違って、なんの絵を描くのかのゴールは決まっていないスキル 。何がかかれるかわからない、世界で初めてのえかきうたとのこと。うたは全部で1万通り。AWS Lambda上で小節ごとに分かれた複数のフレーズを組み合わせて動的に音声を合成しているとのことです。音楽性 双方向性 日常性 を最大限いかした、毎日遊べるゲーム。グリーンダカラのプロモーションスキルということで、マーケターの人は必見です。


19.クイックちゃん

視覚障害者のヘルスキーパーさん向け、マッサージ業務支援スキル。社内の福利厚生のマッサージ受けられる制度用に開発したそうで、ヘルスキーパーはサポーターの手を借りずに次の人を呼び出したり何人待っているかを知ることができるそうです。年間192時間のサポート工数削減と1日の施術人数が22%向上したそうです。サポーターなしの自立的運営を実現し、ヘルスキーパーの自信にもつながったそうです。


20.おばあちゃんセンサー

別居するおばあちゃんの安否を確認できるスキルで、MESHと組み合わせることでログをとることができるそうです。起動するとおばあちゃんがいつどこにいたか答えてくれます。「おばあちゃんは●時●分に居間にいました」などと、家の中に設置した人感センサーで感知してログを記録し、最新の記録をこたえてくれます。なんと隠し機能があるそうで、実はおじいちゃんに使ってもいい!!笑。会場もドッと沸いていました。なお、MESHはSONYの開発したIoTタグで、ノンプログラミングでIoTシステムが構築できる電子工作キットとして販売されています。


21.キャプテン九九

音声を使って楽しく九九を覚えられるスキルです。九九をラップソングすることで、何度も楽しく口ずさむことができるようにしたとのこと。さらにジェームズ・クックの冒険ストーリーを入れて飽きずに楽しめるように工夫したそうです。冒険ストーリーを聞き進めるためにはところどころで九九の歌を歌う必要があるのだとか。クオリティ半端なかったです。


22.ぼく、わたし帰ったよ

共働き家庭の親に向けて、子供が小学校から帰ってきたことを教えてくれるスキル。アレクサただいま→親にSMSとい流れです。「今日は何時におばあちゃんの家にいくの?」というアレクサの呼びかけに「時間」をこたえるとおばあちゃんの家に自動で電話をかけて「おばあちゃん●時にいきます」と3回よびかけるのだとか。Twilioと連携して電話をかけているそうです。


23.血圧手帳

毎日の血圧を超えで登録していき、Echo Spotであればグラフも表示してくれるスキルです。画面なしスピーカーの場合はAlexaアプリにカードで表示してくれるそうで、健康管理と見守りがテーマなのだとか。血圧の上下に応じて簡単なアドバイスをしてくれるのと同時に、直近30回分を画面またはスキルカードで表示。離れたところに済む祖母などに渡すことで、こちらでおばあちゃんの健康状態を呼び出して把握することで家族の見守りに利用できるそうです。画像(グラフ化)はGoogleのチャートAPIで実装。データからリアルタイムで生成しているのだそうです。


24.YES NOライト

夫婦やカップルの不仲を解消して、少子化問題の解決と生産性向上に貢献ということで、夜の気分を直接言わずにライトで表現するスキルだそうです。Yesはピンク、Noはブルーのhueライトを5段階で表現。過去ログをKintoneで閲覧できるそうです。現状は女性が気分を登録して男性が確認することを前提にしているそうです。



まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?


最優秀賞は、法人賞:クイックちゃん、個人賞:みんなのおりがみ でした。優勝者にはトロフィーとAMAZONのギフトカード10万円分が送られました。どのスキルも秀逸で、甲乙つけがたいものでしたが、その中で見事選ばれたのは本当にすごいですね。おめでとうございます。


ちなみに特典として、アンケートに答えた参加者全員に「モバイルバッテリー」と、Alexa Developer Summit Tokyo 2018 へ事前申し込みされた方にAlexaステッカーを、さらに抽選で「タンブラー」をプレンゼントしていました。NOIDメンバーのひとりが見事タンブラーをゲット。



今回が第一回目ということで、次回も楽しみですね。時間のある方は今後もいろいろなイベントがあるので是非参加してみることをお勧めします。今ならスキル開発をすると、AlexaオリジナルTシャツやEchoデバイスをゲットできるキャンペーンがあります。 →スキル開発者への特典


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